ご紹介
当センターでは、外来透析・入院透析・腹膜透析を行っています。また緊急透析・その他さまざまな血液浄化療法にも対応しています。
透析合併症の予防として総合病院の機能を生かして各診療科と連携し、合併症の早期発見、早期治療に努めています。私たちは、透析と共に歩む患者さんがその人らしい生活を送れるようサポートします。

透析センター長のあいさつ
当院の透析センターは、地域の腎臓病および透析治療の基幹病院として、平成10年に開設されました。外来透析治療に力を入れると同時に、合併症に対する入院治療が必要となる透析患者さんの血液透析治療および、特殊な病気に対する血液浄化療法を行っております。合併症の早期発見、早期治療を目的とした様々な検査、透析に必要なバスキュラーアクセス治療(シャント手術、シャントPTA等)も積極的に行っております。
患者さんひとりひとりにとって、どのような治療が望ましいのか透析センターのスタッフと考えながら、日々取り組む所存であります。
どうぞよろしくお願い致します。
透析日のご案内
血液透析
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
午前 9:00~ |
○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | - |
午後 14:00~ |
○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | - |
腹膜透析外来
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
午後 | - | ○※ | - | - | - | - | - |
第2週・第4週のみ。
腹膜透析外来
当院の腹膜透析外来・処置は、透析センター内にある腹膜透析外来室で行います。腹膜透析外来は、透析センターの看護師が担当しています。
血液透析・腹膜透析について
当院で対応できる血液浄化療法
病名 | 血液浄化療法 |
---|---|
閉塞性動脈硬化症(ASO)・家族性高脂血症 | LDL吸着療法・吸着式潰瘍治療法(レオカーナ) |
劇症肝炎・重症筋無力症・ギランバレー症候群・骨髄腫・悪性関節リウマチ・全身エリテマトーデス(SLE)等 | 単純血漿交換療法(PE)・血漿吸着療法(PA)・二重濾過血漿交換療法(DFPP) |
潰瘍性大腸炎・難治性クローン病 | 血球成分除去療法(GMA) |
敗血症・エンドトキシン血症 | エンドトキシン吸着療法 |
難治性腹水症など | 腹水濾過濃縮再静注法(CART) |
設備
・各ベッドにテレビを配置しており無料で視聴出来ます。

院内連携
医師・看護師・臨床工学技士・管理栄養士・病棟看護師・病棟薬剤師・訪問看護師・ソーシャルワーカーなど多くの専門職種が、透析導入期から維持期まで継続して患者さんと関わり治療しています。
週1回透析カンファレンスを行っており、採血・レントゲンなどの検査結果をもとに、現在の透析が患者さんに最適であるかを話合い今後の治療方針を決めています。
フットケアについて
透析患者さんは、糖尿病や動脈硬化が原因で足の血流が悪くなり、足の痛みやしびれを感じたり歩行が困難になったりと、足のトラブルが起こりやすくなります。また足に靴ずれや深爪などによる傷が出来ても気づきにくく、傷が深くなり感染を起こすることもあります。場合によっては足を切断しなければならない可能性も出てきます。 そこで当センターでは、足の傷の予防や悪化を防止するために、観察や処置を行っています。角質ケア、爪を整える・保湿などフットケアを行いながら、必要な時には、他の部門との連携を図りながら、合併症の早期発見・早期治療に取り組んでいます。

患者監視装置の定期点検


毎日安全に透析を受けていただく為に、定期的に装置のメンテナンスを実施しています。メンテナンスは透析装置メーカの講習会に参加した臨床工学技士(CE)が責任を持って行っています。
スタッフ
医師 | 6名 |
---|---|
看護師 | 12名 (透析認定看護師 兼 慢性腎臓病療養指導士 2名) |
臨床工学技士 | 13名 (透析技術認定士 11名、認定血液浄化臨床工学技士 3名、腎代替療法専門指導士 2名) |
看護助手 | 1名 |
クラーク | 1名 |
2022年度現在在籍