内視鏡室

内視鏡室

ご紹介

当院内視鏡室は、消化器内科医・外科医・呼吸器内科医・内視鏡技師・看護師・洗浄スタッフ・医療事務が連携をとり、検査や治療を行っています。

最新のハイビジョン内視鏡を含む高解像度内視鏡、超音波内視鏡、拡大内視鏡を備え通常の内視鏡観察検査に加え、胃や大腸のポリープ切除、早期胃癌・大腸癌治療(ESD)、上部・下部消化管出血に対する緊急時の止血処置などを行っています。

検査・治療で得られた画像は、ファイリングシステムによりデジタル化し患者さん毎に管理され、過去の画像との比較、また画像を見ながらの検査説明が可能となっています。

上部消化管出血に関しては24時間対応しております。


受診当日に上部消化管内視鏡(胃カメラ)を受けたい方は、前日の21時から禁食で(飲水は可)、当日10時までに来院されて下さい。受診当日に内視鏡検査を施行致します。

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小腸カプセル内視鏡検査を開始いたしました。

平成28年10月より小腸カプセル内視鏡検査を消化器科で運用開始いたしましたのでお知らせいたします。

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2007年に保険収載されたカプセル内視鏡検査は、これまで観察することが困難であった小腸の粘膜を直接観察することができる新しい検査法です。カプセル内視鏡検査は、「暗黒の臓器」と言われていた小腸の観察を可能にしただけでなく、何よりも低侵襲であることが最大のメリットであります。現在の26(長さ)×11(直径)mmのカプセル内視鏡は第3世代であり、画像の解像度が以前より向上し、鮮明な画像が得られるようになりました。

  • 適応疾患 「上部・下部内視鏡検査を行っても原因不明の消化管出血」、「小腸疾患が既知または疑われる症例」
  • 偶発症  「滞留」(2週間以上体内にカプセルが留まる状態)
    カプセルが滞留してしまった場合は、カプセルを取り出す処置(内視鏡や外科的手術など)を行う場合があります。

    小腸の狭窄が疑われる場合は「滞留」を防ぐため、カプセル内視鏡施行前に「パテンシーカプセル」で開通性の評価を行います。パテンシーカプセルは狭窄部で停滞した場合でも、100~200時間以内に自然崩壊して排出されます。

  • 検査方法 1.検査前日消化の良い食事を午後9時までに摂り、その後の飲食はお控え頂きます。
         2.検査当日午前中、センサーを腹部に貼付し、記録装置をベルトで腰に固定します。
         3.カプセル内視鏡を適量の水で飲み込み、およそ8~10時間で終了致します。
         4.カプセル内服後2時間後より飲水可。4時間後より食事摂取可となります。
         5.翌日記録装置をご返却いただきます。

ご希望の患者さんはかかりつけ医と相談の上、当院消化器科へ紹介していただいて下さい。

消化器科

 

検査実績・件数

年度20162017201820192020
上部消化管内視鏡検査 5,218 5,373 5,392 5,572 4,972
 ・ESD・EMR 46 62 69 54 48
 ・緊急止血術 80 98 137 135 105
大腸内視鏡検査 2,168 2,202 2,261 2,369 2,134
 ・ポリペクトミー、EMR 666 855 817 418 759
 ・ESD 30 57 16 14
内視鏡的逆行性胆管膵管造影 143 171 248 164 153
超音波内視鏡検査 36 43 46 49 29
カプセル内視鏡検査 13 28 28 13 6
消化管ステント留置術 18 14
合  計 8,370 8,862 9,055 8,808 8,234

 

感染対策

内視鏡の洗浄消毒の質と信頼を高める「洗浄、履歴管理」、「高水準消毒」を実施し、より安全に検査が受けられるように努めています。

病診連携への取り組み

「医療連携支援センター」経由で、医院・クリニックの先生方からの上部内視鏡検査の予約ができます。

スタッフより

内視鏡検査を受けられる方は、病気や検査に対する不安・緊張、身体的・精神的苦痛を伴っています。私達 内視鏡スタッフは検査・治療を受けられる方が、少しでも緊張感が和らぐような医療の提供をすること、また安全で安心して検査・治療を受けていただけることを常に心掛けております。

 電話番号:0463-32-1950 (内線:326)

 

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