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Da Vinci Xi × 平塚共済 ~先端医療技術の融合へ~


手術支援ロボット ダヴィンチ

ダヴィンチは、低侵襲手術を可能にするために開発された高度なロボット支援手術システムです。
高解像度の立体映像を提供する3Dハイビジョンシステムにより、術者は鮮明で立体的な画像を見ながら操作します。その画像のもと、人間の手の動きを正確に再現。人の手首よりはるかに大きく曲がって回転する手首を備えた特殊な器具(鉗子)を用いて、従来の手術では難しかった細かい操作や複雑な動きも、非常に精密に行うことができ、患者さんへの負担も少なく済む、革新的な手術技術を実現しています。当院ではダヴィンチ最新鋭機種Xiを導入いたしました。

操作操作

3D画像を見ながら手元のコントローラーを操作します。

動く動く

4本のロボットアームに操作の動きが伝わります。

見える見える

モニターに手術中の画像が映し出され、手術スタッフに同じ画像が共有されます。


ロボット支援手術の特長

操作

身体への負担が少ない

傷が小さく出血も抑えられ手術後の回復早い。

動く

鮮明な3D(3次元)画像

高画質で立体的な3Dハイビジョンシステムの手術画像が映し出されより繊細な構造を確認ができる。

見える

精密な動きを再現

複数の関節構造を持ち、人間の手より大きな可動域を有し、術者の手ぶれも補正する。


メリット

操作
動く
見える
見える
見える
見える


メッセージ

外科部長 菅野 伸洋

2025年7月、当院は最新鋭の手術支援ロボット・ダヴィンチXiを導入しました。
当院では従来内視鏡を用いた身体に負担の少ない手術(腹腔鏡手術)に注力してまいりましたが、ロボット支援下による内視鏡手術では、人間の手以上に複雑で精密な動きができるため、これまで以上に安全で、患者様のお身体に負担の少ない手術が可能となります。8月より本格的に運用を開始し、9月末までに10例の結腸がんの患者様、3例の直腸がんの患者様にロボット支援下手術を施行予定です。
前任の横浜市大付属センター病院でのダヴィンチ手術の経験を生かしまして、より質の高い最先端の医療を平塚の皆様にご提供できるように努めてまいります。また、10月からは胃がん、12月(予定)からは肝臓がんの患者様にもダヴィンチ手術がご提供できるように準備をしてまいります。

菅野 伸洋医師

泌尿器科医長 能登 紀彰

当科では現時点で前立腺癌、腎細胞癌、腎盂癌・尿管癌をロボット支援手術の対象疾患としております。
当院ではロボット支援手術の経験豊富なロボット手術専門医(プロクター)も在籍しており、導入初期から安全な手術を心がけております。
ロボット手術においては、従来の開腹手術や腹腔鏡手術に比べ、身体の負担が少なく、高い機能温存性が特徴となっております。
特に前立腺癌手術においては癌の根治性と機能温存が求められますが、当院では従来の神経温存手術による勃起機能温存や尿禁制の維持に加え、神経温存が適応とならない病態の方に対しては、神経再生誘導手術による機能温存を試みております。これはまだ国内でも実施施設が少ない手技ではありますが、新たな機能温存・再生手術として注目されています。

能登彰医師


対応疾患

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相談窓口

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