電子カルテシステムを導入しています。
受持ちナースそれぞれがノートパソコンを持ち患者さんのベッドサイドで指示の確認、点滴の認証、看護記録を行っています。医療者間で共通の画面を活用しており、最新の情報を共有することができます。
常勤看護師の平均年齢は35.1歳で、勤続年数は10年です。(2023年度)
急性期病院でありながら訪問看護ステーションを併設していることが当院の強みです。
患者さん・家族にとっては状態が変化した場合は病院でいつでも受け入れるため、在宅に対する不安が軽減できているようです。また、平塚共済病院はがん診療連携指定病院であり、終末期の患者さんの訪問も積極的に受け入れています。在宅において鍵となる家族のケアも含めて質の高い訪問看護の提供を目指し日々奮闘しています。
看護部では訪問看護ステーションも病院も一体運営をしており異動が可能です。在宅看護に興味のある人は、病棟で看護の基礎を身につけた後に訪問看護ステーションで活躍することもできます。
自院の病院理念、看護部理念にそった看護実践ができる看護師育成を目指し、段階的に臨床実践能力を獲得できるようキャリアラダーシステムを導入しています。
厚生労働省「新人看護職員研修ガイドライン」に基づき、当院独自の新人看護師教育体制を構築して育成しています。入職後1年の到達目標4つを掲げ、集合研修Off-JTと部署OJTの連動により目標達成を目指して支援しています。
支援体制の特徴の1つはスーパーローテートです。これは入職後直ぐに内科系・外科系の1部署ずつを1ヵ月ずつローテーションし、その後に固定配置を決定するシステムです。このメリットは、幅広い看護体験が積めること、多くの先輩に出会え様々な看護観に触れられること、自身の行いたい看護分野について十分に考える期間がある事などです。部署ではローテーション期間やその後の配属期間を通して、ずっとエルダーナース、実施指導者、日々のフォローナースなど多くの先輩達が実際の臨床場面を通して丁寧に教えてくれます。
支援体制の特徴の2つめは、集合研修が月に複数回実施されており、新人同士が一堂に集まって話し合える機会が豊富にあることです。研修の内容は、採血や点滴管理などの技術、アセスメントなどの看護過程、救急看護など、新人看護師にとって特に不安が強いと思われることについて学んでいます。また、定期的に入職後フォローアップ研修を実施し、自身の看護を見つめる機会を積極的に作っています。
他にもリフレッシュ研修など、メンタルヘルスに至るまで幅広い集合研修を用意しての新人教育体制となっています。
入職にあたってローテーションしたい科を希望していただきます。希望を踏まえ、内科系と外科系を1部署ずつ一定期間、ローテーションします。これをスーパーローテートと言っています。
スーパーローテート終了前に配属希望の科を確認し、看護部長と面接を行った上で固定配属の部署が決まります。
前施設でのキャリアを活かし継続的に研鑽できるようなシステムとしています。前施設での研修受講状況やラダー認定証、またはそれと同等の関連資料に基づき現状を判断し、当院のラダーに相応する段階から継続的に研鑽できるようにしています。
12分野・14名の認定看護師がいます。それぞれの専門知識が発揮できる部署に配属され、他部署からの相談や勉強会の講師依頼など部署を越えて活動しています。
サポートはあります。
研修期間中も病院職員として身分保障され、給与の支給と入学金・授業料の支援を受けられます。ただし、認定分野においてリーダー役割が発揮できる資質があり、受講後には学びを組織に還元する意欲があることを求めています。具体的には、キャリアラダーのレベルⅣ(根拠のある高度の看護実践を行い、更にモデル的な看護実践を示すことができる)に相当し、資質を見極め相応する人物に対してサポートをします。
新人看護師(新卒者)の場合、入職にあたってローテーションしたい科を希望していただきます。
希望を踏まえ、内科系と外科系を1部署1ヵ月ずつローテーションします(スーパーローテート)。スーパーローテート終了前に配属希望の科を伺います。
その後、看護部長と面接を行い第3希望までの中に配置になるよう調整いたします。今年度はほぼ全員が希望部署の配属となっています。
また年に1回、意向調査があり異動希望を提出すると、原則、意向に沿った異動があります。
入職した看護師の内、30名~40名が新人看護師となります。
2025年度は緩和ケア病棟開設のため、募集人数を拡大し60名の採用予定です。
入職者の6割が神奈川県出身です。4割は北海道から沖縄まで全国から集まっています。時折「出身校から1名のみで不安」と質問がありますが、1ヵ月に複数回ずつ新人看護師研修で集まる機会があり同期同士があっという間に仲良くなっていますので心配は無用と思います。
既卒者の方が初めて病院を代わるのはとても不安なものです。新しい職場に適応できるよう、既卒者にも新人看護師と同様に一人ひとりに実施指導者が付きます。その際、今までに経験した内容等を確認し、それを踏まえて一人ひとりの状況に応じたフォローをしていきます。各部署では主任が中心となって定期的にフォロー面談を行い、様々な相談にのるように努めています。
また、集合研修でも入職後1ヵ月および3ヵ月のフォローアップ研修を実施し、既卒者同志が集まり話し合える機会を持っています。
全国32箇所にKKRグループ病院があり原則的に転勤ができます。
但し、異動したい病院の募集人数に空きがあり採用試験を受けて内定を受けることが必要となります。
入 職した新人看護師のほとんどが固定配属が決まる前にスーパーローテートを行っていること、教育制度が充実していること、病院の雰囲気が良く働きやすいと感じたこと、時間外勤務が少なくonーoffが充実できることを主な理由に挙げています。
履歴書のみが当院指定となっておりホームページからダウンロードできます。
健康診断書は学校や勤務している病院等で受けた健康診断のコピーで構いません。
試験内容は書類審査・適性検査・小論文・面接(個人面接)です。合否の結果は2週間以内に郵送でお知らせいたします。
応募締切日までに看護部ホームページより申込を行い、必要書類を看護管理室宛に郵送してください。
書類を受取り、書類審査後、看護管理室より試験日時の詳細についてご連絡いたします。
遠方の方でご希望がある場合は、看護管理室にご相談ください。
指定日に受験できない場合は個別対応しますので看護管理室にご相談ください。
都合の良い平日の日時を伺い日程の調整を行います。
常勤は2交替制で働くことが条件となります。日勤のみや外来のみの場合は非常勤となります。
休みは週休2日制・祝日・年末年始・夏休・開院記念日と2023年度は年間128日です。
更に有給休暇があり2022年度の有休消化率は82.4%(16.4日)で充実したプライベート過ごすことができます。
2022年度は2.3時間/月でした。
部署により多少の差がありますが、毎年、業務改善を図り時間外勤務を減らす努力をしており徐々に減少してきています。
夜勤は全病棟が2交替制で回数は全体平均4回程度です。
夜勤の翌日は原則的に休みとなりますので充実したプライベートを過ごすことができます。新人看護師の場合は4~5月は月に1回程度です。徐々に回数を増やし、入職後半年頃には月に3回前後、入職後1年頃には先輩看護師とほぼ同回数となります。既卒看護師もまずは日勤業務に慣れることから始め、徐々に夜勤を入れていきます。
ローテーション期間中の4月後期から始まります。このように早期から始める目的は、患者さんが夜間どのように過ごされているかどのような看護がなされているかを把握するためです。初回の夜勤はシャドーイングの形式で先輩看護師に付いてまわります。その後は先輩看護師の指導のもとに1~2名の患者さんを受け持ち夜勤業務を行います。
ほとんどの病棟が4人夜勤のため、新人の夜勤の場合はその中の1名として始めます。入職後半年たった10月頃から受け持ち患者数を増やし、12月末までには本来の夜勤人数の1名として夜勤ができることを目指します。遅くとも入職後1年の年度末までに夜勤の独り立ちができることを目指します。
3~4名夜勤です。患者数によって柔軟に人数配置を変えています。ただし、新人看護師が夜勤を行う場合は必ず4名夜勤としています。
入居期間は3年です。
その後は自宅や賃貸からの通勤となります。病院から2km以上であれば通勤手当が支給されます。
東京まで1時間、横浜まで30分という都会に近く緑が多い住みやすいい地域です。周辺には鎌倉・江ノ島・箱根・伊豆と観光名所が多く、湘南の海に面してることもありマリンスポーツも盛んです。
敷地内にワンルームタイプでバス・トイレ、エアコン付の看護師寮があり希望者全員が入れます。
敷地内に保育所があり看護師であれば常勤・非常勤を問わず誰でも日中と夜間に預けることができます。夜間は特に小学生まで
預けられますので、子育てをしながら働く看護師が増えています。
料金は市内の保育料金とほぼ同額です。利用者は市内の保育園が定員オーバーで入れなかった、幼稚園の春休み・夏休み期間に預けたい等、理由は様々です。
病院敷地が狭いため車通勤はできません。公共機関を利用しての通勤となります。一定距離以上であれば通勤手当が支給されます。また、毎年年度末に駐車台数の調整を行い、希望者は抽選で車通勤の許可をしております。
春にインターンシップを開催しています。
申込みは開催日の1週間前までに「各種お申し込み」からお申し込みください。その際、興味・関心のある診療科を記載してください。
当日は希望の病棟で看護体験を行いますので白衣とナースシューズをご持参ください。職員食堂での食事も体験しますので昼食の準備は不要です。
インターンシップや病院説明会の指定日に参加出来ない場合はご希望に合わせて日程を調整いたします。平日で都合の良い日時を看護管理室にご連絡ください。
開催日の1週間前までです。
奨学金に関する説明は総務課で行っています。TELで内容を確認し了解いただけた場合は「採用試験・奨学金申請試験」の
応募書類を応募締切日までに看護管理室宛に郵送してください。
書類を受取り後、看護管理室より試験日時の詳細についてご連絡いたします。
看護学生最終学年に応募資格があります。
人数制限はありませんが書類選考・適性検査・小論文・面接の結果をもって決定します。場合により、採用内定にはなりますが奨学金の貸与はできないということもあります。